コラム

運用保守エンジニアを採用する上で明確にすべきこととは?キャリアパスなども紹介

2021年03月30日
エンジニア採用

自社のシステム開発やその後の運用などの計画を立てる際、「エンジニアを増員しよう」と考える企業の方は多いのではないでしょうか。

しかし、エンジニアのことを理解しないまま採用を進めてしまうと、思わぬミスマッチが起きるリスクもあります。

例えば、システムエンジニアだけをピックアップしても、システムがスムーズに動くように支える「運用」業務と、システムに問題が発生した際に対応する「保守」業務に分かれています。

今回は、システムエンジニアの採用を検討している企業の方向けに、システムエンジニアの運用と保守の仕事内容や採用するうえで明確にすべきことを解説します。

開発エンジニアと運用保守エンジニア、種類とそれぞれの年収

まずは、システムエンジニアの年収を、経済産業省がまとめた『IT関連産業の給与等に関する実態調査結果』を元に、関わる業務別に紹介していきます。

ひとくちにシステムエンジニアといっても、業務内容は様々であり、年収の相場も異なる場合があるので注意が必要です。

アプリケーションやシステムの開発と、完成したシステムの運用・保守では、働き方・必要なスキルが異なるため、基本的には分けて採用を検討されることが多いです。

そこで、運用や保守を担当するエンジニアが、「運用保守エンジニア」と呼ばれます。

開発系

まずは、開発系の職種です。

開発の仕事内容

開発とは、実際にプログラムを組み立てる業務のことを指します。

コーディングに特化している場合には、「プログラマー」「コーダー」とも呼ばれます。

プログラムを組み立てるのに利用する言語などによっても呼び方が異なり、アプリ開発を行う場合はアプリケーションプログラマー、Webサイトの構築などを行う場合には、Webプラグラマーなどと呼ばれます。

開発系の職種の平均年収は、経済産業省のデータによると568〜603万円であり、日本の平均年収を大きく上回っています。

一方でプログラミング言語を扱える人材自体は増えてきていることから、システムの設計など難易度の高い職種と比べると、やや年収が低い傾向にあります。

運用保守

続いて、システムの運用保守を行う職種です。

システム運用保守に関わる業務内容は、「設計」「運用」「保守」の3つであることが多いです。

設計の仕事内容

設計とは、システムの根幹となる部分を考え、構築していく業務のことです。

要件を満たすシステムは、どのような機能を備えているべきか、実際に完成した後スムーズに機能するかなどを考える必要があるため、総合的なスキルが求められます。

このため、経済産業省のデータによると平均年収も778万円と高い傾向にあります。

運用の仕事内容

「運用」とはシステムが止まらないように支える業務のことを指します。

具体的には、アクセスログのチェック、セキュリティ管理、レポートデータの抽出などを定常的に行い、システムに異常がないかを確認します。

また、システムに問題が発生した際には内容を簡潔にまとめて保守に報告する必要があります。

このため、一定のエンジニアリングに関する知識と、保守とスムーズに連携するコミュニケーション能力が求められます。

ただし、実際にシステムそのものを触る機会は少ないため、そこまで専門的な知見は必要ありません。

このため、経済産業省のデータによると「運用」の平均年収は608万円と「設計」と比べてやや低くなっています。

※参考:経済産業省 IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

保守の仕事内容

「保守」はシステムに問題が発生した場合に対応する業務のことです。

システムに障害が起きた際に、運用から受けた報告を元に詳細な原因を突き止め、問題のある箇所の修正やアップデートを行います。

経済産業省のデータによると「保守」の平均年収は、約592万円となっています。

運用保守エンジニアのキャリアパス

運用保守エンジニアのキャリアパスはさまざまです。

開発系の職種へ(ゼネラリストタイプ)

運用保守のみにとどまらず、開発業務も行うエンジニアもいます。

特にアプリケーションの運用保守に携わっているエンジニアにとっては、同じアプリケーション開発のエンジニアに転身することは、知見が豊富なため転身し易いでしょう。

そうでなくとも、プログラミングスキルさえあれば、開発系のキャリアを歩むことは十分可能です。

運用保守は比較的初心者エンジニアに多く任される仕事です。

このため、最初は運用保守から入って、実務経験を積むとともに、テストや設計、構築をしていくようになり、業務の幅が広がっていくようにスキルアップしていくことは、一般的なキャリアモデルといえます。

運用保守も開発もできるようになれば、幅広いフェーズに携わることができるので、ゼネラリストタイプのエンジニアとして活躍できます。

運用保守エンジニアのトッププレイヤーへ(スペシャリストタイプ)

運用保守エンジニアとしてのプレイヤー力を上げて、スキルアップしていく方法もあります。

運用と保守が出来れば一人前のエンジニアですが、設計やテストなども運用保守の業務に付随してくるため、スキルを持っておくと良いでしょう。

また、トッププレイヤーとしての道を究めていく人の中には、フリーランスエンジニアになる人も多くいます。

一人である程度のシステムの運用保守をこなせれば、独立も視野に入れることができるでしょう。

運用保守エンジニアのリーダー層へ(マネジメントタイプ)

運用保守エンジニアの道を究めていく中で、リーダーやマネジメント層へキャリアアップしていく道もあります。

運用保守の仕事は、システムやアプリケーションの規模にもよりますが、チームで行うことが多いため、そこを統括する存在が必要不可欠です。

チームとして動く以上、必ず必要とされる職種です。

運用保守のエンジニア求人情報を作成時におさえておきたい項目

運用保守のエンジニア求人情報を作成する際には、以下のような項目をおさえて作成するのが良いでしょう。

あくまでも代表的な項目のみですが紹介します。

特に仕事内容や、システム環境は社内のエンジニアにも協力してもらいながら、丁寧に記載する必要があります。

これらを丁寧に記載することで、求人に応募するエンジニアも採用側の需要を汲み取りやすくなり、ミスマッチが生まれにくくなるためです。

● 採用背景
● システム部の人員構成と採用ポジション
● 仕事内容
● システム環境
● 仕事の魅力
● 会社の魅力

まとめ

システム開発の運用保守エンジニアは、システムを支える非常に重要な役割です。

しっかりした運用がなされていないシステムではトラブルが起こりやすく、その対処も大幅に遅れてしまいます。

このため、運用保守エンジニアは常に十分な人数を担保してシステムを監視してもらう必要があるのです。

こうした運用保守エンジニアに欠員が出た場合、すぐに採用できずに困っている企業の方も多いのではないでしょうか。

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運用保守エンジニアの活用の検討している企業の方は、ぜひ一度「i-common tech」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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